2008年11月09日
ハウスブランドって?
こんにちは。
ブログを見に来ていただいてありがとうございます。
第3回の今日は、アイウェア・ブティックって言っても何が違うの?ってコトを少しお話させていただきます。
当店で取り扱っているメインブランドは、
J.F.REY (ジェイ・エフ・レイ) ・・・フランスのハウスブランド
Eye’DC (アイ・ディー・シー) ・・・フランスのハウスブランド
CUTLER&GROSS (カトラーアンドグロス) ・・・イギリスのハウスブランド
THEO (テオ) ・・・ベルギーのハウスブランド
の4つです。
このブランドたちをご存知の方は、かなりの眼鏡好きさんですね!
でも、ご存知ない方のほうがまだまだ多いと思います。
ブランドと言っても、ディオールやグッチのように、誰でも知っているわけではないのです。
というのも、上記のブランドたちは、オプティークブランド(眼鏡フレームのデザイナーブランド)なのです。
スバラシイ彼らの作品(眼鏡のことです)についてお話する前に、まず「ハウスブランドって?」コトを説明しますね。
眼鏡における「ハウスブランド」とは、簡単に説明すると、「1モデル1モデルを眼鏡デザイナーがデザインし、大量販売のための大量生産を行わず、価格訴求をしない限られたお店でのみ販売する」商品です。
代表的なものだと上記以外にも、フランスの「アラン・ミクリ」やドイツの「ic!ベルリン」などがあります。
(当店では取扱いがないものですが・・・)
では、ハウスブランド以外の眼鏡はどんなものがあるかというと、こちらのほうが馴染みがあるかもしれませんが、いわゆるライセンスブランドやショップオリジナルなどです。
ライセンスブランドは、皆さんがご存知の有名ブランドのライセンスをその国内の眼鏡メーカーが取得して商品を作ります。
これは、例えるとディズニーキャラクターの商標を使用して、おもちゃメーカーが関連商品を販売したりするのと同じです。
ショップオリジナルはスリープライスショップなどの、自社オリジナルフレームなどです。
そもそもこのハウスブランドができたきっかけは、オプティークデザイナーの多くが眼鏡店や眼鏡工房の出身者で、従来の眼鏡デザインに物足りなさを感じ、自分のブランドを発表することから始まったものが多いそうです。
またまた当店では取扱いが無いのですが、ドイツの「フロスト」のデザイナー、マリオンさんは愛する旦那さんのために眼鏡を作ったのがきっかけだとか。
なんだかそれだけでも素敵なお話だと思いませんか?
そしてハウスブランドの多くは、小さな工房で少人数で作られていたりするそうです。
手作業による部分も多いようです。
ドイツの「ヘアリヒト」(これも当店にはアリマセン・・・)は、たった一人で木を材料とした美しい眼鏡を作っています。
そしてこれらの「ハウスブランド」は、ブランドによってある程度の違いはありますが、取扱いをする場合にちょっとした条件があります。
●価格訴求のお店で無いこと、また安売りやディスカウントをしないこと。
●デザイナーの世界観を伝えられるよう、そのブランドで1コーナーを展開すること。
(この理由である程度の初回ロットが設定されていることが多いです)
●取扱店間の競争と価値低下を防ぐため、地域的バッティングを避ける
(地方の場合は、1県に1~2店舗程度など)
また、ハウスブランドのデザイナーさん達は、ほとんど年2回、展示会で新作を発表します。
取扱店は新作が発表されると仕入れを行います。
もちろんその時期以外にオーダーすることもありますが、ハウスブランド商品は(とくに海外の)、注文から入荷まで数ヶ月~半年(!)かかるものも多いため、だいたい展示会時期に注文します。
なので、お店は、そのハウスブランドの1モデルだけでなく、過去のコレクションも含むその他の作品を見て取扱いを決定するのです。
だって、新作発表の際に注文したい商品が無いのでは意味がないのです。
その地域での取扱い店が絞られているため、ブランド側もそのお店に商品の将来を預けているみたいなものです。
お店も「○○扱っています」とただ言いたいだけで取り扱うのではなく、大切にブランドとお客様を育てていく覚悟が必要になります。
当店取扱いの4つのブランドも、茨城県内では当店にしかありません。
つまり、茨城でのこの4ブランドの旧作・新作を含め、皆さんにご紹介できる当店はブランドから商品を託されているようなものです。
当店は、J.F.REYに始まり、昨年取り扱いを開始したTHEOまで、それぞれのブランドとデザイナーさん達が大好きです。
それこそ、新規取扱ブランドを決めるたびに、1作品でなくコレクションを通して惚れ込むことができるブランドを選んでいます。
そんなブランドからお預かりしている大切な商品なので、当店がというわけでなく、全国の取扱店の多くが志ある人たちであり、それを支える代理店の皆さんもそうであると思います。
なんだかちょっと熱くなってしまいましたが・・・、
言葉はともかく、そんなデザイナーさん達の作品に、機会があればぜひ、見て触れてみてください!
では、最後に、当店がハウスブランドを知るきっかけとなったブランド、J.F.REYのハウスブランドならではの作品をどうぞ!!
もっと熱い内容もオッケー!という方は当店店長のブログもよろしくお願いします。
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ブログを見に来ていただいてありがとうございます。
第3回の今日は、アイウェア・ブティックって言っても何が違うの?ってコトを少しお話させていただきます。
当店で取り扱っているメインブランドは、
J.F.REY (ジェイ・エフ・レイ) ・・・フランスのハウスブランド
Eye’DC (アイ・ディー・シー) ・・・フランスのハウスブランド
CUTLER&GROSS (カトラーアンドグロス) ・・・イギリスのハウスブランド
THEO (テオ) ・・・ベルギーのハウスブランド
の4つです。
このブランドたちをご存知の方は、かなりの眼鏡好きさんですね!
でも、ご存知ない方のほうがまだまだ多いと思います。
ブランドと言っても、ディオールやグッチのように、誰でも知っているわけではないのです。
というのも、上記のブランドたちは、オプティークブランド(眼鏡フレームのデザイナーブランド)なのです。
スバラシイ彼らの作品(眼鏡のことです)についてお話する前に、まず「ハウスブランドって?」コトを説明しますね。
眼鏡における「ハウスブランド」とは、簡単に説明すると、「1モデル1モデルを眼鏡デザイナーがデザインし、大量販売のための大量生産を行わず、価格訴求をしない限られたお店でのみ販売する」商品です。
代表的なものだと上記以外にも、フランスの「アラン・ミクリ」やドイツの「ic!ベルリン」などがあります。
(当店では取扱いがないものですが・・・)
では、ハウスブランド以外の眼鏡はどんなものがあるかというと、こちらのほうが馴染みがあるかもしれませんが、いわゆるライセンスブランドやショップオリジナルなどです。
ライセンスブランドは、皆さんがご存知の有名ブランドのライセンスをその国内の眼鏡メーカーが取得して商品を作ります。
これは、例えるとディズニーキャラクターの商標を使用して、おもちゃメーカーが関連商品を販売したりするのと同じです。
ショップオリジナルはスリープライスショップなどの、自社オリジナルフレームなどです。
そもそもこのハウスブランドができたきっかけは、オプティークデザイナーの多くが眼鏡店や眼鏡工房の出身者で、従来の眼鏡デザインに物足りなさを感じ、自分のブランドを発表することから始まったものが多いそうです。
またまた当店では取扱いが無いのですが、ドイツの「フロスト」のデザイナー、マリオンさんは愛する旦那さんのために眼鏡を作ったのがきっかけだとか。
なんだかそれだけでも素敵なお話だと思いませんか?
そしてハウスブランドの多くは、小さな工房で少人数で作られていたりするそうです。
手作業による部分も多いようです。
ドイツの「ヘアリヒト」(これも当店にはアリマセン・・・)は、たった一人で木を材料とした美しい眼鏡を作っています。
そしてこれらの「ハウスブランド」は、ブランドによってある程度の違いはありますが、取扱いをする場合にちょっとした条件があります。
●価格訴求のお店で無いこと、また安売りやディスカウントをしないこと。
●デザイナーの世界観を伝えられるよう、そのブランドで1コーナーを展開すること。
(この理由である程度の初回ロットが設定されていることが多いです)
●取扱店間の競争と価値低下を防ぐため、地域的バッティングを避ける
(地方の場合は、1県に1~2店舗程度など)
また、ハウスブランドのデザイナーさん達は、ほとんど年2回、展示会で新作を発表します。
取扱店は新作が発表されると仕入れを行います。
もちろんその時期以外にオーダーすることもありますが、ハウスブランド商品は(とくに海外の)、注文から入荷まで数ヶ月~半年(!)かかるものも多いため、だいたい展示会時期に注文します。
なので、お店は、そのハウスブランドの1モデルだけでなく、過去のコレクションも含むその他の作品を見て取扱いを決定するのです。
だって、新作発表の際に注文したい商品が無いのでは意味がないのです。
その地域での取扱い店が絞られているため、ブランド側もそのお店に商品の将来を預けているみたいなものです。
お店も「○○扱っています」とただ言いたいだけで取り扱うのではなく、大切にブランドとお客様を育てていく覚悟が必要になります。
当店取扱いの4つのブランドも、茨城県内では当店にしかありません。
つまり、茨城でのこの4ブランドの旧作・新作を含め、皆さんにご紹介できる当店はブランドから商品を託されているようなものです。
当店は、J.F.REYに始まり、昨年取り扱いを開始したTHEOまで、それぞれのブランドとデザイナーさん達が大好きです。
それこそ、新規取扱ブランドを決めるたびに、1作品でなくコレクションを通して惚れ込むことができるブランドを選んでいます。
そんなブランドからお預かりしている大切な商品なので、当店がというわけでなく、全国の取扱店の多くが志ある人たちであり、それを支える代理店の皆さんもそうであると思います。
なんだかちょっと熱くなってしまいましたが・・・、
言葉はともかく、そんなデザイナーさん達の作品に、機会があればぜひ、見て触れてみてください!
では、最後に、当店がハウスブランドを知るきっかけとなったブランド、J.F.REYのハウスブランドならではの作品をどうぞ!!
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Posted by eye'l'wear at 18:24│Comments(0)│eyelwearって?
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